カジノ・ロワイヤル ―ジェームズ・ボンドの格好良さを楽しむ作品―

概要


カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~は小池修一郎先生の脚本・演出による作品。イアン・フレミングの「007/カジノ・ロワイヤル」を原作とした本作は、イギリスの秘密情報部MI6に所属するジェームズ・ボンドの活躍を描いたスパイ小説の初作品。

感想のまとめ


退団公演に特化した身内向けの作品という印象。既視感のあるような得意分野に寄せた配役なので、退団者の晴れ姿を楽しむことに特化した作品だろう。特にジェームズ・ボンドの格好良さが素晴らしく、そういった楽しみ方が向いている作品だろう。
作品単体としては脚本や演出、バカラのシーンといった肝となる要素がこぞって微妙なのが残念。

以下ネタバレ注意

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