神家の七人 (専科) 感想―平和で心が温まる作品―

概要


齋藤吉正先生による作・演出の、オリジナルコメディ作品。専科と一部の月組生による公演。

第二次大戦後のアメリカ東部の都市ボルチモアが舞台。欧州戦線をから帰還したイヴァン・ターナーは、父の死を知らされる。マフィアのボスである父が起こしたターナーズコーポレーションを継ぐ事になったイヴァンは、ファミリーを解散して神父への道を選ぶ。イヴァンの発言に動揺した幹部だったが、彼らはイヴァンを見守るために同じ道を進む決意をした。神の道を歩む彼らの前には、予期せぬ波乱が待ち受けていた。

感想のまとめ


笑えて心も温まるストーリーで、後でニヤリとしたくなる伏線もある、コメディベースでハートフルな脚本がとても良かった。
専科の人が中心となった公演で、壮年期の低い声でも聞き取りやすいセリフ、何気ない動きまで美しい身のこなし、テンポの良い掛け合い、まるで別人のように変わる一人二役 (以上) と技術の粋を感じられる公演だった。

観劇日


2020/6/8
Blu-ray
凱旋門を初観劇する前日に、宝塚ホテルで10分程度視聴済。

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