ハムレット (2026) ―セリフが映える公演―

前置き

シェイクスピア作品のハムレットを日生劇場で初観劇。
デヴィッド・ルヴォーによる演出。
翻訳はちくま文庫版で有名な松岡和子先生。
主演の市川染五郎さんは3代にわたって本作を主演。

感想のまとめ

松岡和子先生の翻訳が素晴らしく、セリフの映える公演。
市川染五郎さんのハムレットは喋る姿で人を引き込む素晴らしさ。
柚香さんのガートルードは繊細な芝居が必見。
歌舞伎役者と宝塚出身は宮中での異物感、初舞台の女優は無垢さと孤立を演出するように、メンバーのバックボーンによる違いをあえて揃えない演出も印象的。
意図された不揃いを楽しめる公演。
一方で、メンバーで質の差も感じてしまう事もあった。

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NS聖地巡礼 (長野) シジミ少年の秀逸な死 / 桜バナー

前置き

長野県に旅行した際に、聖地巡礼を行ったので記録する。
20年ほど好きなフリーゲームサイト作品の舞台が、長野県に登場する。
対象はかつて存在した BL 系同人ゲームサイト Nightmare Syndrome様。
今回は「シジミ少年の秀逸な死」と「桜バナー」 (星霜逢会) の聖地巡礼。
長野県は見どころも多く、聖地巡礼を抜きにしてもおすすめの観光地。

シジミ少年の秀逸な死

場所は長野県松本市の旧開智学校。
擬洋風建築と呼ばれる特徴的で美しい建造物で、必見の国宝。
作中での「内陸の田舎」というフレーズから、意識された聖地かも。

  • 外観その1
    特徴的な外観で、天使と龍のシンボルも映っている。
  • 外観その2
    こちらは塔屋で、内部は立ち入りできない場所。
  • 1F 廊下
    ゲーム内では暗く処理されているので、印象が大きく変わっている。
    細々したものの位置が異なるので、時期か向きが違ったかもしれない。
  • 2F
    現在はハルモニウムオルガンだけが設置されている。

桜バナー (星霜逢会)

場所は同じく長野県だが、こちらは上田市上田駅近郊。
海との距離感を考えると、こちらは意図していない場所かも。


上田駅お城口近郊
当時は真田家の六文銭印ののぼりが掛けられていた様子。

天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~ (2026年)

前置き

「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」を初観劇。
全国ツアーのスタート地点である東京・明治座での初観劇。
元宝塚・雪組の彩風咲奈さんが宝塚退団後に初出演する舞台だった。
主演は彩風さんと森久美子さんとのWキャスト。
今回は彩風咲奈さん版のデロリスを観劇。

感想のまとめ

何度も上演されるのも納得の、上質な作品。
笑いあり、感動あり、心温まる心の交流ありと盤石のストーリー。
シンプルなストーリーを丁寧に描くからこそ、いつでも楽しめる。
メンバーの歌も多く、多くの人に見せ場がある点も素晴らしい。
作中で成長していくデロリスの見せ方が素敵なデロリス役の彩風さん、Wキャストでも作品を盤石たらしめる修道院長役の鳳さん、あまりに自然な挙動不審さと包容力ある歌声が素敵なエディ役の廣瀬さんが特に印象的。

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ディナーショー cocoru ―最高のクリスマスプレゼント―

概要

元雪組トップスター彩風咲奈さんのディナーショー。
今回は12月に開催された東京會舘に参加。

感想のまとめ

東京會舘では、93期同期の彩風さん、愛月さん、舞羽さんによるディナーショー。
同期ならではの和やかなトークと、わかりやすく歌の上手いポップス、男役・娘役の完成度の高い宝塚の楽曲が素晴らしかった。会場中央のお立ち台で、スポットライトを浴びて輝きながら歌う彩風さんを間近で、後ろからも見られたのは貴重な体験だった。

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GUYS AND DOLLS ―シックな現体制にピッタリ―

概要

GUYS AND DOLLS は Damon Runyon による原作を用いた作品。
Jo Swerling と Abe Burrows によるミュージカル。
宝塚では四度目の上演で、今回は稲葉太地先生の脚本・演出。
舞台は第二次大戦後のニューヨーク。
ギャンブラーのスカイと慈善団体のサラとを中心にした作品。

感想のまとめ


スーツの似合う鳳月さんのいる間に上演して大正解の公演。
音楽、衣装、台詞回しのすべてがシックでお洒落。
どんな人でも、どんな気分でも楽しめるような安定した面白さの作品。
印象的なメロディーも多く、歌の上手なメンバーが多い月組の良さが出ていた。
抜群の着こなしや所作で華やかさが際立っている鳳月さん、シルエットの美しさや素敵な歌が印象的な礼華さんが印象的。

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