ハムレット (2026) ―セリフが映える公演―

前置き

シェイクスピア作品のハムレットを日生劇場で初観劇。
デヴィッド・ルヴォーによる演出。
翻訳はちくま文庫版で有名な松岡和子先生。
主演の市川染五郎さんは3代にわたって本作を主演。

感想のまとめ

松岡和子先生の翻訳が素晴らしく、セリフの映える公演。
市川染五郎さんのハムレットは喋る姿で人を引き込む素晴らしさ。
柚香さんのガートルードは繊細な芝居が必見。
歌舞伎役者と宝塚出身は宮中での異物感、初舞台の女優は無垢さと孤立を演出するように、メンバーのバックボーンによる違いをあえて揃えない演出も印象的。
意図された不揃いを楽しめる公演。
一方で、メンバーで質の差も感じてしまう事もあった。

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天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~ (2026年)

前置き

「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」を初観劇。
全国ツアーのスタート地点である東京・明治座での初観劇。
元宝塚・雪組の彩風咲奈さんが宝塚退団後に初出演する舞台だった。
主演は彩風さんと森久美子さんとのWキャスト。
今回は彩風咲奈さん版のデロリスを観劇。

感想のまとめ

何度も上演されるのも納得の、上質な作品。
笑いあり、感動あり、心温まる心の交流ありと盤石のストーリー。
シンプルなストーリーを丁寧に描くからこそ、いつでも楽しめる。
メンバーの歌も多く、多くの人に見せ場がある点も素晴らしい。
作中で成長していくデロリスの見せ方が素敵なデロリス役の彩風さん、Wキャストでも作品を盤石たらしめる修道院長役の鳳さん、あまりに自然な挙動不審さと包容力ある歌声が素敵なエディ役の廣瀬さんが特に印象的。

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ディナーショー cocoru ―最高のクリスマスプレゼント―

概要

元雪組トップスター彩風咲奈さんのディナーショー。
今回は12月に開催された東京會舘に参加。

感想のまとめ

東京會舘では、93期同期の彩風さん、愛月さん、舞羽さんによるディナーショー。
同期ならではの和やかなトークと、わかりやすく歌の上手いポップス、男役・娘役の完成度の高い宝塚の楽曲が素晴らしかった。会場中央のお立ち台で、スポットライトを浴びて輝きながら歌う彩風さんを間近で、後ろからも見られたのは貴重な体験だった。

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ディナーショー MISSION

概要

元雪組トップスター彩風咲奈さんのディナーショー。
今回は9月に開催された第一東京ホテルに参加。

感想のまとめ

在団時のディナーショーである LAST MISSION を思い出す構成。
当時とは曲も歌い方も変わっているので、懐かしくも新鮮だった。
高めのキーで伸びやかに歌う彩風さんは、とても自然体で素敵。
久城あすさん、大原真由子 (陽向春輝) さん、愛加あゆさんと豪華なメンバーで、歌もダンスも素敵だった。

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no man’s land―彩風さんの新境地―

概要

no man’s landは荻田浩一さんの構成・演出によるコンサート。
元宝塚・雪組トップスターの彩風咲奈さんの退団後初のイベント。

感想のまとめ

宝塚在団中とは違った、新たな彩風さんが舞台にいた。
歌の癖がなくなり、素直に伸びる歌声が高音まで綺麗に響いていた。
ダンスはしなやかさが更に増し、中性的~女性的な印象に。
低音を歌い上げて柔らかなダンスと要所のキメを映える男役・彩風咲奈さんから変化した、新たな彩風さんの素晴らしさが発揮されていた。
随所で男役時代を思い出させるシーンも素晴らしかった。
今回のメンバーは歌もダンスも素晴らしく、鈴木凌平さんの柔らかくもビシッと決まるダンスダンスが特に印象的。

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