概要
Stella voiceは中村一徳先生による構成・演出の作品。星組の若手を中心とした歌とダンスで構成されたワークショップ。
感想のまとめ
星組の前途有望ぶりを発揮したワークショップ。
天華さんの貫禄あるセンターぶりが素晴らしく、柔らかい歌声としなやかなダンス、衣装の着こなしやダンスのキメ方など、経験に裏打ちされた技術力が素晴らしかった。
他のメンバーも今後が楽しみな歌唱力で、碧音さんや彩紋さん、鳳真さん、大希さんが特に印象的。
以下ネタバレ注意
感想
- 貫禄ある天華さんの男役ぶり
天華さんが若手メンバーを率いる形の公演だが、経験に裏打ちされた貫禄が素晴らしかった。
柔らかい歌声としなやかなダンス、衣装の着こなしやダンスのキメ方など、どこをとってもお手本のような素晴らしさだった。歌・ダンス・演技のすべてにおいてハイレベルな天華さんだからこそ任された役割だろう。 - 天華さんの活躍を楽しむ公演
天華さんさんの素晴らしさを堪能できる公演。柔らかい歌声としなやかなダンスを堪能でき、歌に踊りに七面六臂の活躍ぶりを楽しむことができた。上級生という立場で包容力も押し出されていて、一生懸命だけれど和やかで心地の良い雰囲気だった。 - 前途有望な若手メンバー
星組は3公演上演中なこともあり、若手中心で17名による本公演。それでも歌の上手なメンバーを揃えてきていて、星組の明るい未来を感じさせる公演だった。通常の公演より荒削りだからこそ伸び代を感じさせるワークショップで、気になるメンバーを覚えるのにうってつけ。 - 碧音さんや彩紋さん、鳳真さん、大希さんが印象的
天華さんの他に印象的なのは、彩文さんと碧音さん、そして鳳真さん。
碧音さんは礼さんを思わせる抜け感ある歌い方と、ガッツリ芝居をしてくる魅せ方上手ぶりが印象的だった。
彩紋さんは声質が素晴らしく、貫禄ある男役声を活かした芝居歌に当たる日がとても楽しみだった。
鳳真さんは迫力ある歌声と表現力が素晴らしく、歌の表現に全身全霊を捧げている姿が印象的だった。
大希さんは低音の安定ぶりが素晴らしく、天華さんが歌った曲を歌いたいからこの曲を選んだというトークも印象的だった。
稀惺さんは華と貫禄があるタイプの男役で、トークになると一転してふわっふわになるギャップが印象的だった。