ディナーショー cocoru ―最高のクリスマスプレゼント―

概要

元雪組トップスター彩風咲奈さんのディナーショー。
今回は12月に開催された東京會舘に参加。

感想のまとめ

東京會舘では、93期同期の彩風さん、愛月さん、舞羽さんによるディナーショー。
同期ならではの和やかなトークと、わかりやすく歌の上手いポップス、男役・娘役の完成度の高い宝塚の楽曲が素晴らしかった。会場中央のお立ち台で、スポットライトを浴びて輝きながら歌う彩風さんを間近で、後ろからも見られたのは貴重な体験だった。

以下ネタバレ注意

感想

珍しい同期だけのディナーショー

  • 彩風さん、愛月さん、舞羽さんの93期の同期3名による珍しい企画。
  • 今まで最上級生だった彩風さんも今回は同期としての出演。
  • トークは本人たちも認める緩やかな雰囲気で新鮮。
  • これまでとは少し趣の異なるディナーショー。

クリスマス仕様のディナーショー

  • 12月下旬の開催に合わせたクリスマス仕様。
  • “クリスマスキャロルの頃には” や “ロマンスの神様” などの曲も。
  • ポップスだからこそ歌唱力が際立ち、素晴らしかった。
  • “ロマンスの神様” で愛月さんを振り回す彩風さんがとても新鮮。

宝塚の曲は仕上がり抜群

  • 退団直後と思わせるほどの高い完成度。
  • 表情や所作はつい最近まで公演していたような男役・娘役の姿。
  • 彩風さんと舞羽さんは “愛するには短すぎる” をデュエット。
    彩風さんの表情に見る当時の面影が懐かしかった。
  • 彩風さん×愛月さんは息がぴったり合ったバディ感。
    在団中より激しいダンスの “Get Wild” がとても格好良かった。
  • すっかりおなじみの “恋はアンフェア” も息ぴったりのナイスコンビ。
  • 愛月さんの “本当の俺じゃない” はまさにティボルトそのもの。
    劇場で観られなかったので、貴重な機会だった。
  • 舞羽さんはどの楽曲でも調和する表現力が素晴らしかった。

センターのお立ち台がとても良い

  • 会場中央付近に小さなお立ち台が設置されていて、これが最高だった。
  • トーク用かと思いきや、なんと一部の楽曲で彩風さんが使用。
  • お立ち台に近く、間近で見ることができて嬉しかった。
  • スポットライトを浴び、文字通り輝く彩風さんの雰囲気がとても素敵。
  • “人生の主” 歌う彩風さんの視線や所作を後方視点で見る機会に恵まれた。
    普段の客席では得られない、とても貴重な経験だった。

アンコールはカナリヤ

  • アンコールは米津玄師さんの “カナリヤ”。
  • MV や ALL BY MYSELF で馴染みのある楽曲。
  • 変わらず柔らかく澄んだ歌声が大変素晴らしかった。