概要
Nightmare Syndrome様の作品。素晴らしいお屋敷に住む主のお嬢様と、彼女に仕える執事長のおとぎ話。主様の衣服と装飾品を変えながら、他愛ない日常といろいろなおとぎ話を楽しむ作品。

感想のまとめ
平坦な物語だけどそれが良い。主の衣装の変わり方がとても映えていて、お屋敷の退屈さも体感できる面白さ。最後まであっさりと終わるので読後感もスッキリとした作品。記憶に残りやすいおとぎ話が後々の伏線になっている演出も良い。

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Nightmare Syndrome様の作品。素晴らしいお屋敷に住む主のお嬢様と、彼女に仕える執事長のおとぎ話。主様の衣服と装飾品を変えながら、他愛ない日常といろいろなおとぎ話を楽しむ作品。

平坦な物語だけどそれが良い。主の衣装の変わり方がとても映えていて、お屋敷の退屈さも体感できる面白さ。最後まであっさりと終わるので読後感もスッキリとした作品。記憶に残りやすいおとぎ話が後々の伏線になっている演出も良い。
「Nightmare Syndrome」 (以下NS) の作品で、臨死体験ADV。
自動車が現れ始め、土葬から火葬へ移りつつある時代の田舎を舞台とした作品。
主人公・しじみの通う学級では、「死にたいから死にます。許してください。許さないで下さい。」と書き残し突然自殺した生徒をきっかけに、同級生たち、さらには先生まで自殺してしまう。死が伝染してしまったこの学級は、明日から学級閉鎖することが決められた。「死ぬなら今日、ということか。」そんなことを呟く親友・団八たちと過ごす、学級閉鎖前の最後の一日を描いた作品。

人を選ぶ作品の極致。作品に漂う死の香りに魅入られると抜けられなくなる雰囲気が素晴らしく、10年以上経った今でも抜け出せない魅力がある。
救い、憧れ、恐怖など様々な側面を持ち、常に傍らにあるけれど隔たりがあり、どこか冷たい死のイメージが絶妙。
団八ルートでの会話シーンからクライマックスへ向かう激しい流れは、NS作品でも屈指の素晴らしさ。
神様を殺したという不思議な記憶を持つ偉鏡は、彼の願いを叶えに来たという少年・月霞の暮らす村に誘われる。その村には「神様のお声を耳に入れてはならない」「自分の声を神様に聞かれてはならない」「自分の姿を神様に見られてはならない」と3つの禁忌があるという。その村で偉鏡は神様を目撃する。しかしその際に姿を見られた偉鏡と月霞は神様から逃げるため、神様と鬼ごっこをする事になってしまう。同じく禁忌を破ってしまった眞夏と葉雪、花蜜と玉雄という3組のペアの視点から描かれる神様との鬼ごっこ。
「Nightmare Syndrome」 (以下NS) 様の作品。本作はシナリオを委託した作品で、いつものNS作品とはまた違った味のある作品。

短いシナリオでコンパクトにまとめ上げられた作品。
作中に漂う神秘的な雰囲気、異形の神様という不気味な要素、終盤の疾走感としんみりと、けれど爽やかに終わる結末がとても良い。
以下ネタバレ注意
“神捕 (アヤトリ)紅茶専門店「童話の森」でアルバイトをすることになった名波 行人 (ななみゆきと) 。アルバイト初日に店へ届いた不審な木箱を開けると、メルヘンな服に身を包んだサキという少女が現れる。サキは行人に、運命の輪が狂っていると告げる。運命の輪が狂ったままだと行人は一週間後に死ぬことになり、周囲の人物にも不幸が訪れるという。行人は半信半疑ながらも、運命の輪をもとに戻そうと奔走する。
Yatagarasuの18禁ノベルゲームで、ジャンルは「運命操作アドベンチャー」。プレイヤーが適した場面でキーワードを投げかけることで、物語を変化させていく独特のシステムが特徴。

ノベルゲーでしか出来ないギミックを活かした、非常に高い完成度のシナリオが素晴らしい作品。いくつもの結末を見た後にたどり着くGood Endは非常に感動的。ギミックをうまく使って描かれたテーマの描き方も完璧。 エロゲでこれほど素晴らしい作品に出会う機会はもうないかもしれないが、この作品に出会えて本当に良かったと思える。
【シナリオ・システム】
【キャラクター】
【絵】
【音楽】
【シナリオ・システム】
【キャラクター】
【絵】
以下はネタバレを含むので注意 “古色迷宮輪舞曲 感想
―シナリオとギミックが完璧なノベルゲーム―” の続きを読む
世界が滅ぶまでに残された、最後の一週間を過ごす少年少女の物語。
かつて一部でカルト的な人気を誇ったフリーの同人BLゲームサイト
「Nightmare Syndrome」 (以下NS) 様の作品。パクリ問題で閉鎖したサイトで、本作の元ネタは「終末の過ごし方」。NSさんの初期~中期らしく、とてもスッキリとした気分で終えることのできる作品。

NSさんの中でもトップ5に入るぐらい好きな作品。全員が満足行く終末を迎えたGood Endは何度見ても愛おしくなるぐらい好き。逆に全員が上手く行かずにやるせなさだけが残るBad Endがあるからこそ、Good Endが映える。
今しかない少年少女たちだからこそ、思いが刺さる。NS作品特有の、キャラの生き方や考え方が本当に刺さる良い作品。
まだプレイできる人はぜひもう一度プレイして、集合写真を見直して欲しい。
以下ネタバレ注意