シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!- / Délicieux 感想
―予備知識なしでも楽しめるエンターテインメント作品―

概要


シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-は生田大和先生の作・演出による作品。シャーロック・ホームズをモチーフにしたオリジナルシナリオで、ホームズ、モリアーティ教授、アイリーンにスポットを当てた作品。
Délicieuxは野口幸作先生によるレビューで、パリのパティシエをモチーフにした作品。

感想のまとめ


シャーロック・ホームズは予備知識無しでも楽しめる、エンターテインメント性に優れた作品。初見に優しく配慮された作品で、オリジナルストーリーや独自の演出による予想外な要素も楽しめる作品になっている。
Délicieuxは華やかさを全面に出したレビュー。いろいろな人が歌ったり銀橋に並んだりと、多くの人に見せ場のある作品。品のないシーンが2箇所ほどある点だけが残念。
少し社会性が高めでクールな格好良さが際立っているホームズを演じた真風さん、持ち前の華やかさ全開でアイリーンを演じた潤花さん、攻めつつもカリスマ性抜群の役作りでモリアーティ教授を演じた芹香さん、ショーでの歌・銀橋などでのパフォーマンスが素敵な留依さんがお気に入り。

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Hotel Svizra House 感想
―パーフェクトなご都合主義―

概要


植田景子先生の作・演出による作品で、真風さん・潤花さんの新トップコンビお披露目公演。第二次大戦期のスイスのHotel Svizra House (スヴィッツラハウス) を舞台とした作品。スパイ摘発の任務を受けた英国情報部のロベルト、チャリティ公演に参加するために訪れたバレエダンサーのニーナ、チャリティ公演を主催するミハイロフ公爵とパトロンのヘルマンたちによるヒューマンドラマ。

感想のまとめ


重い設定を軽やかに、ご都合主義にまとめ上げた作品。あまりに鮮やかで感心するようなご都合主義ぶりで、気分良く終わる作品に仕上がっている。メッセージ性は強烈だが、物語の歪みや不快感がまったくない素晴らしい脚本になっている。重い設定だが、宝塚らしいロマンスや美しさがとても印象的で、3組の恋愛、リゾート地のホテルという設定にぴったりと合った品のある雰囲気はとても宝塚的。

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El Japón (エル ハポン) 感想
―兎にも角にも格好良い―

概要


【El Japón】
大野拓史先生による作・演出。スペイン南部にるハポン (日本) 姓を名乗る人々、彼らのルーツである慶長遣欧使節団をテーマにした作品。日本とスペイン、2つの要素が混在して爽やかな仕上がりになっている娯楽作品。

【アクアヴィーテ】
藤井大介先生による、命の水、ウィスキーをテーマにしたレビュー。

感想のまとめ


【El Japón】
真風さん格好良い!に集約される作品。ストレスフリーで少年漫画的なので、細かなことを考えずに格好良さを堪能できる。兎にも角にも格好良く、ゆったりと余裕のある歌と立ち振舞いがとても素敵な治道を演じる真風さん、歌・演技・ダンスとすべてが素敵で目を引く星風さん、歌と演技がとても素敵な道化を演じる留依さんが特に印象的。

【アクアヴィーテ】
クールでスタイリッシュな格好良さが素敵なショー。ダンスシーンがとても美しくて素敵。どんなセリフでも格好良く見せる真風さん、芹香さん、桜木さんがとても印象的。

観劇日


2019/12/08 (宝塚大劇場)
初の宙組観劇&全組観劇達成日

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